応用環境科学実験(3年次対象)が始まりました
応用環境科学実験(3年次対象)が始まりました

応用環境科学実験(3年次対象)が始まりました

 

生命環境学科環境科学コースでは、3年次に応用環境科学実験を履修します。

2年生までの講義や実験で習得した知識や手法をさらに発展させるような実験・演習が行われます。この授業は、5名の教員がオムニバスで、環境に関わる様々な分野の実験・演習を行います。具体的に、①省エネ・省CO2、LCA、環境マネジメント、②気象環境・土壌分析・大気分析、③野外調査、個体数推定、種多様度指数、④排水処理、浄水処理、水質分析、⑤精度管理、干渉、統計処理などのキーワードに関する内容を実施します。

 

初回は、これまでに学んできたことを踏まえ、省エネかつ快適な環境づくりの検討を行いました。この回では、普段授業を受けているいくつかの教室について、温度、湿度、照度、風速などの快適性は失わない範囲で、以下に省エネに授業を履修するかを考えました。 具体的に、対象となった4教室について、温度・湿度計、照度計、風速計、電力計などを用いて計測し、教室のどの場所に学生を座らせて、どのように照明やプロジェクタを用いるかをグループごとに検討しました。測定結果をもとに検討した内容をグループごとに発表しました。同じ教室を測定してはいますが、様々な低環境負荷な教室の使い方に関するアイデアが生み出され、興味深い演習となりました。

 

 

========================= 

さらに詳しく知りたい方はこちら!

環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。

環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。

環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。

 

関連記事
  • 化学実験レポート‐11 「pH測定・NaOHの標定」
    2023.07.07
    化学実験レポート‐11 「pH測定・NaOHの標定」
    化学実験レポート‐11 「pH測定・NaOHの標定」 今回は少々盛りだくさんの内容でした。操作が複雑になってきても、皆さんの作成したプロトコールを頼りに進めましょう。今回はpH測定と次回の中和滴定に向けた準備でした。 まず、前回用意した3種類の濃度の塩酸についてpHメーターを使って測定を行いました。塩酸は強酸ですから、塩酸の濃度イコール水素イオン濃度になりますよね。水素イオン濃度の逆数の常用対数をとったものがpHです。3種類の塩酸の濃度がどれほど正確に調製できていたか、pHから判断できます。 次回の中和滴定の準備として水酸化ナトリウム水溶液の標定も行いました。標定はなぜ必要なのでしょうか。今一度、水酸化ナトリウムの特性を復習しておきましょう。 環境科学コース 担当教員   ========================= さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。 ・環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。  
  • 生命環境科学基礎セミナでエフピコ様・広島県様による講演を実施
    2024.10.23
    生命環境科学基礎セミナでエフピコ様・広島県様による講演を実施
    生命環境科学基礎セミナ(環境科学コース教員担当回)でエフピコ様・広島県様による講演を実施 生命環境学科では、生命環境科学基礎セミナ(1年次後期)が必修授業として課されています。この授業では、生命・環境科学コースそれぞれの教員が担当する回があります。 環境科学コース教員が担当する授業では、環境問題とは何か、生命科学と環境科学のつながりは何かを考えます。また、社会の中で環境問題の解決に取り組む国・自治体、民間企業などをお招きしてご講演頂き、理解を深めます。また、これらを通し、大学での学びが社会でどう生きるかを考え、今後のキャリア形成などに生かします。 環境科学コース教員が担当する2024年度の1回目の授業では、エフピコ様、広島県環境県民局様から講師をお招きし、企業の環境活動や、自治体の環境政策等に関わる内容の紹介をしていただきました。 エフピコ様からは、会社の概要をご紹介いただくとともに、温暖化対策や廃プラスチック問題などの事業活動における環境対策についてお話を頂きました。 広島県環境県民局様からは活動の全体像や、ネットゼロカーボン社会の実現・プラスチックの資源循環の取組などについてお話しいただきました。 ご講演の後、ご講演いただいた広島県庁の方と、環境科学コース所属教員と、学生で、「環境問題とは?」や、「生命科学と環境科学の関係とは?」などについてディスカッションを行いました。 生命環境学科では、こうした活動を行うことで、初頭の段階からキャリアについての意識づけを図っています。   環境科学コース 担当教員   ========================= さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。 ・環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。  
  • 2023年度 卒業論文の発表審査会を開催しました
    2024.02.16
    2023年度 卒業論文の発表審査会を開催しました
    卒業論文の発表審査会(環境科学コース)について 卒業論文は、背景や問題点の整理、実験や調査等の具体的な計画・実施、結果の考察等を通じて、問題解決能力、知的生産能力を高度に養成することを目的とした学部4年間の集大成です。 環境科学科および環境科学コースでは、3~4年次にかけて卒業論文に取り組むことになっており、4年生(卒業論文Ⅱ)を対象として、2月6日、7日に、発表審査会を実施しました。 本審査会は、1人あたり、発表10分、質疑5分で実施されました。     発表会審査会の内容 本卒業論文発表審査会における演題リストは以下でご覧いただけます。  ✔卒論審査会の演題リスト(プログラム) [PDFファイル/128KB]   *写真は、審査会の開催にあたって、冒頭の米村コース長の挨拶の様子です。 環境科学コース  =========================   さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの教育の特徴 …環境科学コースの教育の特徴を紹介しています。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。