化学実験リポート‐7 「安全ピペッター」
化学実験リポート‐7 「安全ピペッター」

化学実験リポート‐7 「安全ピペッター」

 

今回は既定の濃度の溶液を一定量使用することでアボガドロ定数を算出しました。そこでポイントとなるのは、0.5 mLという微量な溶液を測り取る操作です。溶液を測るのでピペットを使うのでは?、とイメージされた方が多いのではないでしょうか。ピペットといっても駒込ピペットやパスツールピペットのように溶液を移し替える目的で使用するものから、ホールピペットやメスピペットのように正確に溶液を測り取る目的で使用するものまで様々です。

今回はメスピペットを使うにあたって、まずは安全ピペッターを練習しました。安全ピペッターはホールピペットやメスピペットに取り付けて使用するもので、よく駒込ピペットの上に付いている赤いゴムでできたものと同じ役割を果たします。使い方をよく覚えておいてください。

 

 

環境科学コース 担当教員

========================= 

さらに詳しく知りたい方はこちら!

環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。

環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。

環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。

 

関連記事
  • 化学実験リポート‐11 「pH測定」
    2024.07.05
    化学実験リポート‐11 「pH測定」
    化学実験リポート‐11 「pH測定」   「pH」と聞くと難しく感じる方もいるかもしれませんが、酸性、中性、アルカリ性、リトマス試験紙などと小学生、中学生の頃から馴染みのある分野です。これまでリトマス試験紙やpH試験紙の色の変化で溶液を酸性またはアルカリ性と大まかに判断していたと思ますが、今回はpHメーターを用いて数値としてpHを測定しました。キャリブレーション(校正)をしてから先日各自溶液調製した3種の濃度の塩酸のpHを測定しました。 どの分野においてもpH測定は基礎となりますので、忘れないようにしてください。     環境科学コース 担当教員 =========================  さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。 ・環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。  
  • 化学実験レポート‐11 「pH測定・NaOHの標定」
    2023.07.07
    化学実験レポート‐11 「pH測定・NaOHの標定」
    化学実験レポート‐11 「pH測定・NaOHの標定」 今回は少々盛りだくさんの内容でした。操作が複雑になってきても、皆さんの作成したプロトコールを頼りに進めましょう。今回はpH測定と次回の中和滴定に向けた準備でした。 まず、前回用意した3種類の濃度の塩酸についてpHメーターを使って測定を行いました。塩酸は強酸ですから、塩酸の濃度イコール水素イオン濃度になりますよね。水素イオン濃度の逆数の常用対数をとったものがpHです。3種類の塩酸の濃度がどれほど正確に調製できていたか、pHから判断できます。 次回の中和滴定の準備として水酸化ナトリウム水溶液の標定も行いました。標定はなぜ必要なのでしょうか。今一度、水酸化ナトリウムの特性を復習しておきましょう。 環境科学コース 担当教員   ========================= さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。 ・環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。  
  • 生命環境科学基礎セミナでエフピコ様・広島県様による講演を実施
    2024.10.23
    生命環境科学基礎セミナでエフピコ様・広島県様による講演を実施
    生命環境科学基礎セミナ(環境科学コース教員担当回)でエフピコ様・広島県様による講演を実施 生命環境学科では、生命環境科学基礎セミナ(1年次後期)が必修授業として課されています。この授業では、生命・環境科学コースそれぞれの教員が担当する回があります。 環境科学コース教員が担当する授業では、環境問題とは何か、生命科学と環境科学のつながりは何かを考えます。また、社会の中で環境問題の解決に取り組む国・自治体、民間企業などをお招きしてご講演頂き、理解を深めます。また、これらを通し、大学での学びが社会でどう生きるかを考え、今後のキャリア形成などに生かします。 環境科学コース教員が担当する2024年度の1回目の授業では、エフピコ様、広島県環境県民局様から講師をお招きし、企業の環境活動や、自治体の環境政策等に関わる内容の紹介をしていただきました。 エフピコ様からは、会社の概要をご紹介いただくとともに、温暖化対策や廃プラスチック問題などの事業活動における環境対策についてお話を頂きました。 広島県環境県民局様からは活動の全体像や、ネットゼロカーボン社会の実現・プラスチックの資源循環の取組などについてお話しいただきました。 ご講演の後、ご講演いただいた広島県庁の方と、環境科学コース所属教員と、学生で、「環境問題とは?」や、「生命科学と環境科学の関係とは?」などについてディスカッションを行いました。 生命環境学科では、こうした活動を行うことで、初頭の段階からキャリアについての意識づけを図っています。   環境科学コース 担当教員   ========================= さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。 ・環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。