2024年度の卒業論文中間発表会を開催
2024年度の卒業論文中間発表会を開催

環境科学コースの卒業論文中間発表会について

 

卒業論文は、背景や問題点の整理、実験や調査等の具体的な計画・実施、結果の考察等を通じて、問題解決能力、知的生産能力を高度に養成することを目的とした学部4年間の集大成です。

環境科学コースでは、3~4年次にかけて卒業論文に取り組むことになっています。その中間的な時期に、卒論の進み具合の整理およびそのフォローアップ、また、プレゼンテーション技能の向上等を目的として発表会を実施しました。

本発表会では、要旨の提出とポスターによる口頭発表が課されており、プレゼンテーションにおいて3名以上の教員から評価を受けます。

また、他学年・他学科・コースにも公開されており、特に環境科学コースの2年生にとっては、次年度からの研究室配属先を決める上でも重要な機会と位置づけています。

 

発表会の状況

 

発表会は12月10日(火曜日)に行われました。環境科学コースの教員だけではなく、環境科学コースの多くの学生の参加もあり、活発な議論が行われました。 3年生にとっては、自分の研究について多くの教員・学生と議論し、他の学生の研究を知ることができ、大変よい機会となったようです。

なお、プレゼンテーションの審査結果は、後日、学生本人にフィードバックされ、今後の研究活動に生かされる予定です。

 

環境科学コース 担当教員

 

=========================

さらに詳しく知りたい方はこちら!

環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。

環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。

 

関連記事
  • 生命環境科学基礎セミナでいであ様・環境省様による講演を実施
    2024.11.15
    生命環境科学基礎セミナでいであ様・環境省様による講演を実施
    生命環境科学基礎セミナでいであ様・環境省様による講演を実施 生命環境学科では、生命環境科学基礎セミナ(1年次後期)が必修授業として課されています。この授業では、生命・環境科学コースそれぞれの教員が担当する回があります。 環境科学コース教員が担当する授業では、環境問題とは何か、生命科学と環境科学のつながりは何かを考えます。また、社会の中で環境問題の解決に取り組む国・自治体、民間企業などをお招きしてご講演頂き、理解を深めます。また、これらを通し、大学での学びが社会でどう生きるかを考え、今後のキャリア形成などに生かします。 環境科学コース教員が担当する2回目の授業では、いであ株式会社様、環境省様から講師をお招きし、企業(コンサルタント)の環境活動や、環境省の環境政策等に関わる内容の紹介をしていただきました。 いであ様からは、会社の概要をご紹介いただくとともに、化学分析に関する取り組みや、エコチル調査に関する取り組みなどの活動についてお話を頂きました。 環境省様からは環境省の概要や、中でも気候変動対策の取り組み、福島の復興再生に関する取り組みなどについて詳しくお話をいただきました。 ご講演の後、環境科学コース所属教員、環境省のご講演者、履修学生とで、環境活動と事業活動などについてディスカッションを行いました。また、在学中に学んだことがどう生きるかなどについても議論しました。 生命環境学科では、こうした活動を行うことで、初頭の段階からキャリアについての意識づけを図っています。   環境科学コース 担当教員   ========================= さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。 ・環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。  
  • 「福島の環境再生を学ぶ現地見学会」に生命環境学科学生12名が参加
    2024.03.29
    「福島の環境再生を学ぶ現地見学会」に生命環境学科学生12名が参加
    「福島の環境再生を学ぶ現地見学会」に生命環境学科学生12名が参加   3月22日~3月24日の3日間、生物資源科学部生命環境学科環境科学コースを中心とした学生12名、教員4名が「福島の環境再生を学ぶ現地見学会」に参加しました。本見学会は、環境省の主催で、2011年の東日本大震災と福島第一原発事故で大きな被害を受けた福島県の復興再生について学び、発信することを目的として実施されました。   1日目の早朝に庄原を出発し、午後から福島市の環境再生プラザ(http://josen.env.go.jp/plaza/)にて、環境省並びに福島県の取り組む環境再生事業と放射線のリスク評価とリスクコミュニケーションについて学びました。   2日目には、福島県内各地の除染活動によって発生した除去土壌を福島県外で最終処分するまでの間、安全に保管管理する中間貯蔵施設(http://josen.env.go.jp/chukanchozou/)を見学しました。中間貯蔵施設は大熊町および双葉町にまたがる16 km2の広大な規模で、約1,400万m3もの除去土壌を貯蔵しています。減容化や公共工事等での再生利用によって最終処分量を減らして、福島県外で最終処分を行うことになります。参加学生は中間貯蔵されている除去土壌の上で放射線測定を行うなど、安全な貯蔵状況を見学しました。 同日午後には、東日本大震災・原子力災害伝承館https://www.fipo.or.jp/lore/、震災遺構浪江町立請戸小学校(https://namie-ukedo.com/)および大熊町移住定住支援センターを見学し、発災当時の状況や被災された方の思い、復興に向けた地域の方の熱意ある活動に触れる事ができました。 これらの見学や体験を基に宿泊先にてディスカッションを行い、見学前後での福島県への思いとその変化、除去土壌の県外での最終処分とそのリスクコミュニケーション、本見学会に参加して何を、誰に、どのように伝えたいと感じたか、などの課題について意見交換を行いました。 最終日には特定廃棄物最終処分場の情報発信拠点リプルンふくしま(http://shiteihaiki.env.go.jp/tokuteihaiki_umetate_fukushima/reprun/)にて、見学と勉強会を実施しました。 今回の見学会を通じて、現地の皆様の思い、復興や除染に取り組む環境省や福島県の視点、専攻する環境科学や生命科学の視点など様々な視点から福島の復興と再生について学ぶことができました。   本見学会は主催である環境省のご尽力、見学先の皆様のご支援、協力をいただき実施することができました。生物資源科学部 生命環境学科 環境科学コースではこれからも環境省と連携し、福島の復興に関する教育・研究を推進してまいります。 環境科学コース  =========================   さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの教育の特徴 …環境科学コースの教育の特徴を紹介しています。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。  
  • 化学実験リポート‐6 「アボガドロ定数」
    2024.05.25
    化学実験リポート‐6 「アボガドロ定数」
    化学実験リポート‐6 「アボガドロ定数」   「アボガドロ定数は6.02×10の23乗」と訳も分からず暗記している方も多いかもしれません。12本の鉛筆を1ダースというように、非常に小さい原子や分子を数えることは難しいため6.02×10の23乗個分だけ集めた原子または分子は1モルと定義されています。 つまり、原子や分子の個数と物質量が分かればアボガドロ定数を算出することが可能です。今回は料理用の塩の結晶を用いて実験を行いました。塩(NaCl)は面心立方格子と呼ばれる単位格子から成り、その単位格子には4個ずつのナトリウムイオンと塩化物イオンが含まれます。単位格子の体積、NaClのモル質量という文献値を手に入れることが出来れば、あとはNaCl結晶の体積、質量を測定して算出可能です。     環境科学コース 担当教員 =========================  さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。 ・環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。