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環境科学ブログ

  • 化学実験レポート‐9 「溶液調製」
    2023.06.23
    化学実験レポート‐9 「溶液調製」
    化学実験レポート‐9 「溶液調製」 決められた濃度の溶液を決められた量作る、ということを「溶液調製」といいます。粉末を溶媒に溶解させる場合や溶液を希釈する場合など様々ですが、実験において必ず求められる操作です。溶液濃度が100倍濃かったら、薄かったら、、と考えると慎重さが求められる操作です。 溶液調製時の濃度の計算はよくミスをする部分です。ノーベル賞を受賞された研究者も中にも誤って濃度を想定の1000倍で実験していて「失敗した」と言われていた生成物の価値を見抜いて、実験を続けたところ受賞につながった、といった「失敗は成功の基」という話があるほどです。 「1000倍の間違い」は計算のミスなのか、はたまた粉末を測り取る時に単位を見間違えて1000倍になったのか、、、いずれにせよ失敗を成功に導いたのは、綿密な実験の記録、すなわち「実験ノート」があったからです。 皆さん実験ノートへの記録が最近疎かになっていませんか。シャープペンシルで消えるように書いていませんか。今一度実験ノートの書き方の復習をしておきましょう。 環境科学コース 担当教員   ========================= さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。 ・環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。  
  • 環境の日ひろしま大会に出展しました
    2023.06.18
    環境の日ひろしま大会に出展しました
    6月18日(日曜日)に環境の日ひろしま大会が開催されました。このイベントは広島県内の環境にかかわる活動を行っている組織が出展し、その取り組みを紹介するものです。このイベントに、生命環境学科 環境科学コースとして出展しました。 環境科学コースのブースでは、水質に関する展示を行い、米のとぎ汁や水道水のCOD(化学的酸素要求量)を測定する体験イベントを実施し、特に多くの子供たちが測定を体験しました。 今回の出展では、学生5名が展示の説明や体験イベントのサポートを行いました。大人から子供まで、多くの人と触れ合いながら、楽しく参加できたようです。また、人に説明することを通して、理解がより深まったようです。 具体的に、「僕にとって、幅広い年代の方々に少し専門的なことを説明する機会は初めてでしたが、使う言葉や話し方を変えながら、なるべく理解していただけるような工夫をできたと思います。楽しんでくれている子どもさんや、勉強になりましたと言ってくださった方がいたことが嬉しかったです。」などの感想が聞かれました。     ========================= さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの研究に関するブログ …環境科学コースの研究の特徴をご覧いただけます。  
  • 環境科学コース主催のオリエンテーションセミナーが開催されました
    2023.05.02
    環境科学コース主催のオリエンテーションセミナーが開催されました
    4月29日に環境科学コース主催のオリエンテーションセミナーが開催されました。 県立広島大学では全学的に4月29日はオリエンテーションセミナー(略してオリゼミ)が開催されました。その中でも環境科学コース主催のオリゼミの様子をお伝えします。環境科学コースのオリゼミのコンセプトは「学生間の親睦を深めることはもちろん、学生-教員間の親睦を深める。さらには環境科学の学びのスタートダッシュになるように。」というものです。午前中の部は学内散策オリエンテーリング、薪割りの体験、焚き火イベント、午後の部は少々真面目に環境科学に関する問いについて考えてみる、といった流れでした。 学内散策オリエンテーリングでは庄原キャンパスは実に複雑な構造をしていますので迷わず学生生活が送れるよう、これからの学生生活で必要になってくる場所や研究室を訪問しました。スタンプラリーのように各箇所でカードを集めて、並べてみると、、、QRコードが完成せず苦戦している班もありましたが、「今日初めて訪問した場所があった」という学生が多い印象でした。 学内散策をしながら、映えスポットを見つけて写真を撮ってもらいました。インスタグラムならぬKendaigramです。ここに一部のKendaigramを紹介します。   あいにくの悪天候でしたのでスケジュール変更はありましたが、今回のメインイベントは“薪割りと焚き火イベント”です!薪割りは小林先生が「木の駅プロジェクト」で共同研究された西城町の方々にご協力を頂きました。庄原市西城町は庄原キャンパスから車で20~30分程度のところですが、芸備線でも訪れることができます。薪割りのコツや注意点を教えて頂き、えーい!!!と斧を振りかぶって、、、パッカーン!といい音がして薪が割れると、拍手喝采です。西城 木の駅プロジェクトの皆さま、ご協力本当にありがとうございました。 割った薪で焚き火イベントも実施しました。     お腹もいっぱいになったところで、午後の部です。順番が前後してしまいましたが、学生の一言自己紹介と写真撮影の後、「「環境問題」と言われて思い浮かぶのはどのようなことでしょうか。」、「生命科学と環境科学とのつながりはどのようなことでしょうか。」という二つの問いかけをしました。学生の皆さんの答えは非常にバリエーションに富んでいて、教員が「へぇ~」と唸るものもありました。生命環境学科に所属していても、なかなか改めて考える機会の少ないこの問いですが、折に触れて考えてみると簡単に答えを出せると思えていたものが難しく感じたり、逆に感じたりすることもあると思います。それが皆さんの学びのスタートダッシュなのかと思います。 これから4年間、一緒に頑張りましょう!!   環境科学コース 担当教員   ========================= さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。 ・環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。  
  • 卒業論文Ⅱ の発表審査会を開催しました
    2023.02.10
    卒業論文Ⅱ の発表審査会を開催しました
    卒業論文Ⅱ の発表審査会(環境科学科・環境科学コース)について   卒業論文は、背景や問題点の整理、実験や調査等の具体的な計画・実施、結果の考察等を通じて、問題解決能力、知的生産能力を高度に養成することを目的とした学部4年間の集大成です。 環境科学科および環境科学コースでは、3~4年次にかけて卒業論文に取り組むことになっており、4年生(卒業論文Ⅱ)を対象として、2月7日、8日に、発表審査会を実施しました。 本審査会は、1人あたり、発表10分、質疑5分で実施されました。 なお、改組後の生命環境学科環境科学コースにおいても同様に卒論の取組が行われる予定です。   発表会の状況   本卒業論文発表審査会における演題リストは以下でご覧いただけます。 ✔卒論審査会の演題リスト(プログラム) [PDFファイル/142KB]   *写真は審査会の開催にあたって、冒頭の大竹学科長の挨拶の様子です。   環境科学コース 担当教員   ========================= さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。