INTERVIEWS

卒業生の声

大西朱星さん
大西朱星さん
広島県警察
今回は、広島県警察で活躍されている大西朱星さんです。大竹研究室(光エネルギー変換)で学んだことを生かして、お仕事をされています。
  • Q. 今はどのようなお仕事をされていますか?
     大学を卒業後広島県警察官を拝命し、6ヶ月間の警察学校での訓練を終え、現在は警察署地域課に所属し交番勤務をしています。

     警察学校では、職務倫理や法学など交番勤務で取り扱う内容を中心に学びました。また、柔道、剣道、逮捕術などの訓練を行いました。早朝のランニングや警察礼式など厳しい訓練もありましたが、仲間と声を掛け合い、乗り越えることができました。例年に比べ、女性警察官の採用が多く、寮生活では仲間とお菓子を食べながら悩み相談をしたことが心に残っています。

     交番勤務では、落とし物の受理や地理案内、相談対応、交通取締りを行います。また、110番通報を受けると万引きや交通事故の現場へ向かいます。常に危険と隣り合わせのため、緊張感を持って勤務しています。
  • Q. 庄原キャンパスでの学んだことは今のお仕事にどのようにいかされていますか?
     大学の研究内容は警察官の仕事と直結していませんが、研究内容ではなく、研究過程においての取り組み方が、社会に出てから活きてくるということを教えていただきました。

     大竹研究室では週に一度ミーティングを行い、研究の進捗状況や今後の方針を報告し、意見交換をします。報告のときは聞き手が納得できるように、学びを追求し自分の言葉で説明することを意識しました。卒業研究での取り組み方が、現在、県民に対する説明の仕方や仕事への取り組み方に活かされています。自分自身が理解できていなければ、説明することができず県民に誤った情報を教示することになります。常に情報を取り入れ、幅広い分野に対応できるように学び続けています。
  • Q. 本学科を志望した理由は?
     私は一つの科目を専門的に学ぶのではなく、数学、生物、物理、化学、地学を満遍なく学びたいと思い、環境科学コースを志望しました。また、生命環境学科では中学校及び高等学校の教員免許を取得できることから、理系科目だけでなく、教職科目を学べることに魅力を感じました。
  • Q. 学生時代の思い出を教えてください
     卒業研究において、研究室メンバーで進捗状況を共有しアドバイスを聞き、意見を交わしながら研究を進めたことが印象に残っています。部活動では、よさこい神紅楽、ダンス部に所属しました。一から作品を作り上げることの難しさとそれを成し遂げられたときの達成感は思い出となっています。また、イベントに参加し地域の方々と交流を深め、SNSで活動を発信し、多くの方々に活動を知っていただけたことが嬉しかったです。

     大学での活動が忙しい中でも、時間を作って県外へコンサートに行き、推し活をしたことが思い出です。
  • Q. 最後に一言お願いします!
     大学生活にわくわくしている方が多いと思います。学びたいこと、挑戦したいことなど、すべて実現する勢いで取り組んでほしいです。取り組んだ結果、新しい夢や目標が見つかり、また、夢や目標が変化するところが大学の魅力だと思います。実りのある4年間を過ごしてください。