化学実験リポート‐3 「実験器具」
化学実験リポート‐3 「実験器具」

化学実験リポート‐3 「実験器具」

これから実験が本格的に始まるにあたり、まずは使用する器具の名称と使用用途を理解しておく必要があります。似たような名称のガラス器具がいくつもありますが、それぞれの用途は似て非なるものが多いです。今回は23種もの実験器具を実際に手に取り名称を覚えるとともに器具表面に書かれている表記を確認しました。
そして、皆さんによって実験器具として一番身近だと思われる「ビーカー」と「メスシリンダー」を比較する実験を行いました。これまでの皆さんが常識だと思っていたことが覆るような実験でしたね。

今回器具名と用途は覚えるということをテーマにしたのには理由があります。これからの卒業研究を含む研究において口頭で実験操作の指示を受け、その指示に従って器具類を自身で用意することも増えてきます。その時に器具名を聞いて器具が正しく選択できるようになっておく必要があるからです。

 

 

環境科学コース 担当教員

========================= 

さらに詳しく知りたい方はこちら!

環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。

環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。

環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。

 

関連記事
  • 環境科学セミナで庄原市西城町を訪問し地域の環境を学習
    2024.10.30
    環境科学セミナで庄原市西城町を訪問し地域の環境を学習
    環境科学セミナで庄原市西城町を訪問し地域の環境について学習 環境科学コースでは、キャリア形成を意識した授業を継続的に実施しています。1年次の生命環境化学基礎セミナに続き、2年次には環境科学セミナを実施しています。 10月08日の環境科学セミナでは、庄原市西城町を訪問しました。自然豊かで、特に森林資源が豊富なこの地域で行われている西城木の駅プロジェクトや、地域の林業従事者の活動などに触れたほか、地域の自然を生かし、観光振興をはかった西城エコガイドマップの作製など、環境と地域の活動について学びました。       芸備線を利用しての訪問      西城への訪問は、地元を走るJR芸備線を利用して訪問しました。地域の足の状況を知るとともに、車窓から見える地域の魅力などを体験しました。     木の駅プロジェクトの活動紹介 昨年度のオリゼミでお越しいただいた、西城木の駅プロジェクトの皆さんにご協力いただき、プロジェクトの概要をご紹介いただきました。また、スウェーデントーチの作成についてご紹介いただきました。       ドローンを用いた取り組みの紹介 近年、林業や農業でも活用が進むドローン技術について学びました。学生はドローンを体験操作し、理解を深めました。     森林資源の活用に関するレクチャ 庄原市を拠点に活動する舛元木工の舛元様に、舛元木工様における事業の内容や、木材に関するレクチャなど、興味深いお話をいただきました。     観光振興を環境の視点で取り組んだ西城エコガイドマップの紹介 新型コロナウイルスにより大きなダメージを受けた観光産業の振興を図るべく、西城町観光協会と環境科学コースの小林研究室などで作成した西城エコガイドマップについて、西城町観光協会様と小林准教授から紹介がありました。     県立広島大学生・西城紫水高校生・地域の方・教員でディスカッション 県立広島大学生・西城紫水高校生・地域の方々・教員など、参加者全員で、「西城のさらなる森林資源の活用方法とPR方法」をテーマに、どのような活用方法があるか? また、それをどうPRすればよいか? についてディスカッションを行いました。 時間に限りがある中でしたが、新たな森林資源の活用用途やPR方法について、多くの意見が出されました。 学生はこれらの体験を通し、地域における環境に関わる活動について、理解を深めるだけではなく、将来のキャリアを考える上でも参考になったようです。     環境科学コース 担当教員   ========================= さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。 ・環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。  
  • 化学実験リポート-4 「繰り返し測定」
    2025.05.12
    化学実験リポート-4 「繰り返し測定」
    化学実験リポート-4 「繰り返し測定」 これまでに物体の質量や長さの「測定」という操作は経験していると思いますが、同一の測定を繰り返しおこなった経験はありますか。同一の測定や実験を繰り返しおこなうことを「繰り返し測定」や「繰り返し実験」と呼び、繰り返し回数をn回と表記します。よく研究の現場では「今、nいくつ?」「n = 2、あと一回だ!」といった会話を聞きます。通常は繰り返し3回以上(n = 3以上)の測定や実験をおこなうことが科学研究において求められています。その理由としては測定者による測定値の読みの誤差や測定機器の使用法による誤差、など必ず生じる誤差を評価して初めて信頼できる値となるからです。 本日は定規と定規より正確に測定が可能なノギスの二つを使って金属片の測定を繰り返し行い、二つの手法の誤差を比較しました。ノギスは次回も使用しますので使い方、読み方を忘れずに。     環境科学コース 担当教員 =========================  さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。 ・環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。  
  • 化学実験リポート-3 「実験器具」
    2025.05.03
    化学実験リポート-3 「実験器具」
    化学実験リポート-3 「実験器具」   今回は20数種の実験器具(主にガラス器具)を用意し、それらの名称と用途を学びました。まずは器具を手に取って実験ノートに形状やガラス面に記載されている事項、名称を記録しました。「なんだ?このマーク、ドルみたいでドルじゃない。」とか「TDとTCは違うのかな?」という声がちらほら聞こえます。とても良い着眼点です。 すべての実験器具の名称を覚えたら、教員の前で名称を答えるテストです。実験器具を正しく覚えることは今後とても重要な意味を成します。卒業研究が始まると、教員から口頭で指示をもらうこともあります。その時に器具名を聞いて、パッと頭にその器具の形状や用途が思い浮かばないと実験は進みません。 また授業で行う実験ではこちらがその日に使用する実験器具を机上に用意することがほとんどですが、卒業研究では各実験に必要な器具類を「自ら考え、自ら選択する」ことができないといけません。今後のために今回覚えた実験器具名と用途は忘れないように復習しておきましょう。     環境科学コース 担当教員 =========================  さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。 ・環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。