産業技術総合研究所IDEAラボと小林研究室によるLCAデータベース「IDEAVer.3.3海外版」が公開
産業技術総合研究所IDEAラボと小林研究室によるLCAデータベース「IDEAVer.3.3海外版」が公開

産業技術総合研究所 IDEAラボ(田原聖隆ラボ長)と、本学小林謙介研究室(小林准教授は産総研の客員研究員も兼任)で研究・開発を行ってきた、IDEA Ver.3.3海外版が公開されました。

 

IDEA (Inventory Database for Environmental Analysis) は、CO2排出量などの環境負荷を数値化する際に不可欠な計算用のデータベースです。これまでは国内を中心にデータベースが開発されてきましたが、輸出入が多い我が国にとって海外のデータベースは不可欠です。そこで、小林研が中心となって海外版のデータベースの構築手法を研究・提案しました。すでにIDEA Ver.3.2の海外版がありますが、それらを改善し、対象国を増やす形でVer.3.3の海外版の構築手法を検討しました。その手法を用いてデータベース化したものが公開されました。今回公表されたのは世界平均および日本への輸入額が多い18か国です。

 

IDEA海外版の詳細情報

 

=========================

さらに詳しく知りたい方はこちら!

環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。

環境科学コースの研究に関するブログ …環境科学コースの研究の特徴をご覧いただけます。

小林准教授 …小林准教授の紹介をしています。

小林研究室ウェブサイト …小林研究室の活動内容を紹介しています。

関連記事
  • 環境科学コース教員のインタビュー記事が業界誌に掲載
    2025.01.14
    環境科学コース教員のインタビュー記事が業界誌に掲載
    環境科学コース教員のインタビュー記事が業界誌に掲載   日本設備工業新聞社の発刊する給排水・環境設備に関する業界雑誌「月刊コア」に、環境科学コース橋本温教授のインタビュー記事が掲載されました。 水道を介した集団感染例のある原虫クリプトスポリジウム問題を中心に、20年以上にわたる水道行政との取り組みや関連する研究などについて、インタビューいただきました。   ========================= さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・橋本教授 …青柳准教授の紹介をしています。
  • 小林准教授のインタビュー記事が建材マンスリーに掲載
    2025.05.30
    小林准教授のインタビュー記事が建材マンスリーに掲載
    小林准教授のインタビュー記事が建材マンスリーに掲載   建築に関する業界雑誌の一つで、住友林業株式会社が発行している建材マンスリーの5月号に、「建築物のライフサイクルカーボン」と題した小林准教授のインタビュー記事が掲載されました。 脱炭素の意識などが高まる中、環境負荷の少ない建築物が注目されています。低環境負荷が実現できているかどうかを測るものさしとしてLCA(ライフサイクルアセスメント)があります。本記事では、建築物のLCAの動向に関する小林准教授のインタビュー内容が記載されています。   ★掲載日: 2025年5月1日 ★掲載媒体: 建材マンスリー(p.2-4) ★関連リンク: https://sfc.jp/treecycle/mokuzai_distro/kenzaimonthly.html   ========================= さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの研究に関するブログ …環境科学コースの研究の特徴をご覧いただけます。 ・小林准教授 …小林准教授の紹介をしています。 ・小林研究室ウェブサイト …小林研究室の活動内容を紹介しています。
  • 建築物のCO2排出量等の環境影響を評価するためのガイドライン「建物のLCA指針 改定版」が公表されました
    2024.03.13
    建築物のCO2排出量等の環境影響を評価するためのガイドライン「建物のLCA指針 改定版」が公表されました
    建築物のCO2排出量等の環境影響を評価するためのガイドライン「建物のLCA指針 改定版」が公表されました   近年、脱炭素・カーボンニュートラルなどの言葉に代表される、環境負荷の削減が喫緊の課題となっています。CO2排出量などの排出量を定量化(数値化)するためには、LCA(ライフサイクルアセスメント)の実施が不可欠です。   3月11日に、日本建築学会から、建築分野におけるLCAの指針である「建物のLCA指針」の改定版が公表され、講習会が実施されました。この改定版は日本建築学会 地球環境委員会傘下のLCA小委員会(主査:小林謙介)によって作成されたもので、評価のためのガイドライン(指針)・原単位データベース・評価ツールなどから構成されています。   建物のLCA指針はこれまでも我が国の建築業界のデファクトスタンダードとして多岐にわたって活用されており、我が国における建築業界の温暖化等の環境影響評価の礎になっています。本改定版も、今後様々な場面で活用されることが期待されます。   本内容の作成にあたっては、小林研究室で実施した研究成果が多数盛り込まれました。また、本改定版の執筆は、小林謙介准教授が中心となって行いました。   *写真は講習会で登壇する小林准教授   ✓建物のLCA指針(日本建築学会 地球環境委員会 LCA小委員会)   ========================= さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの研究に関するブログ …環境科学コースの研究の特徴をご覧いただけます。 ・小林准教授 …小林准教授の紹介をしています。 ・小林研究室ウェブサイト …小林研究室の活動内容を紹介しています。