化学実験レポート‐10 「プロトコール」
化学実験レポート‐10 「プロトコール」

化学実験レポート‐10 「プロトコール」

第2クオーターの化学実験は、言われた通りに操作するのではなく事前に手順書を作成してもらいます。手順書はプロトコールとも呼ばれ、予め使用する器具やどのような操作をするのかフローチャートのように書いたものです。

学生の皆さんには事前学習動画で操作を学びながらプロトコールを作成してもらいました。プロトコールは実験中の唯一の道しるべになります。本日は溶液調製がテーマでしたが、プロトコールを頼りに間違うことなく定められた濃度の溶液を調製できましたか?

実験器具の規格が分からないとプロトコールを作成するのも難しい部分もありますよね。たとえば、8.7 mlの濃塩酸を取るのに全量8.7 mlのホールピペットはありませんから、メスピペットを使うことになります。

次回以降は、今回調製した溶液を使って実験していきます。ちゃんと調製できているといいですね。

 

環境科学コース 担当教員

 

=========================

さらに詳しく知りたい方はこちら!

環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。

環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。

環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。

 

関連記事
  • 化学実験リポート‐9 「溶液調製」
    2024.06.21
    化学実験リポート‐9 「溶液調製」
    化学実験リポート‐9 「溶液調製」   これまで学修し習得したいくつかの技術を組み合わせ、少しずつ本格的な実験が始まります。安全ピペッターの使い方はマスターしたでしょうか。今回の実験では次回以降に使用する溶液を決められた濃度で決められた量だけ作製する「溶液調製」を行いました。 高校までの授業内で実験することが多かった人も少なかった人も様々ですが、自分が実験で使用する試薬を濃度計算して溶質を測り取り、溶解して、溶液を調製するのは初めてという人が多かったのでは、と思います。実験に使用する濃度の溶液が常に市販されているとは限りませんから、溶液調製はしっかりと身に着けて欲しいと考えています。     環境科学コース 担当教員 =========================  さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。 ・環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。  
  • 化学実験レポート‐14 「皆さんの成長」
    2023.07.28
    化学実験レポート‐14 「皆さんの成長」
    化学実験レポート‐14 「皆さんの成長」 本日は夏季休業前最後のBクラスの化学実験でした。前期分のAクラスとBクラス各7回、全14回の化学実験が終わりました。これまでに習得した実験手技を総動員して「食酢中の酢酸の定量」を中和滴定により行いました。 初回からの皆さんの成長は目を見張るものがありました。実験器具の名称や使い方を全く知らないスタートでしたが、今では器具名称を聞いてどの器具を指すのか、どのように使用するかをマスターしたと思います。素晴らしい成長です。 その成長の証は皆さんの実験ノートが示していると思います。実験ノートをパラパラと見返してみてください。随分と成長したな、と自分でも感じると思いますよ。化学実験は後期も続きますので、前期で習得した実験ノートの書き方やレポートの書き方、実験手技は忘れないようにしてください。前期の化学実験、お疲れ様でした。 環境科学コース 担当教員   ========================= さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。 ・環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。  
  • ようこそ新入生! 環境科学コース主催のオリゼミが開催されました
    2024.04.25
    ようこそ新入生! 環境科学コース主催のオリゼミが開催されました
    4月20日に環境科学コース主催のオリゼミが開催されました 庄原キャンパスでは新入生に向けた環境科学コース主催のオリゼミ(オリエンテーションセミナー)が一足先に4月20日に開催されました。 環境科学コースのオリゼミでは「学生が主役となり、学生間のみならず学生-教員間の親睦を深める。加えて環境科学の学びのスタートダッシュとなるように。」というコンセプトのもと企画、運営しています。新しく生命環境科学科の一員となった新入学生の自己紹介、教員紹介、環境科学について考えるといった内容から始まり、皆さんがリラックスして打ち解けてきた午後には薪割り体験、焚き火イベントと盛りだくさんの内容でした。 まずは班分けくじ引き。班員同士でアイスブレイクです。少し緊張がほぐれてきたところ自己紹介が始まりました。 自己紹介も、「次は誰だ~?」とドキドキしながら受付で撮影したチェキフィルムを使ってくじ引きで順番を決め、出身地や趣味、大学生活で頑張りたいこと、などをインタビュー形式で自己紹介を進めてました。お互いにインタビューを聞いて「あ!同じ出身地だ!よろしく」といったやり取りや「私も○○のファンなの~」など、打ち解けてきた様子でした。インタビューの中では教員も少々強引に巻き込み話題提供をしてもらいました。 次は少々お堅めですが、皆で「「環境問題」と言われて思い浮かぶのはどのようなことでしょうか。」、「生命科学と環境科学とのつながりはどのようなことでしょうか。」という二つの問いけに応えてもらいながら環境科学について考えてみました。この「環境科学について考える」問いかけは環境科学コースで学んでいく過程で何度か行われるお決まりのものです。 オリゼミでのこの初回の問いかけは、環境科学を学ぶスタート地点の新入生の皆さんに環境科学を学ぶことの意味を考えてもらうという、とても大切な機会であると考えております。また、これから4年間の学びの中での道しるべとなるものでもあります。難しいなと感じた方も、そうでなかった方も色々だと思いますが、「大学での学びは難しそうだけれど面白そうだな」と少しでも感じたならば、そこが学びのスタートです! 午後はお待ちかねの“薪割りと焚き火イベント”です! 薪割りは小林先生が「木の駅プロジェクト」で共同研究された西城町の方々にご協力を頂きました。庄原市西城町は庄原キャンパスから車で20~30分程度のところですが、芸備線でも訪れることができます。とても風情あるいいところですから、皆さんも足を運んでみてくださいね。 木の駅プロジェクトの皆さまが出前薪割り講座でコツや注意点を教えて頂き、えーい!!!と斧を振りかぶります。パッカーン!といい音がして薪が割れると、拍手喝采です。西城 木の駅プロジェクトの皆さま、ご協力本当にありがとうございました。割った薪で焚き火イベントも実施しました。 これから4年間一緒に頑張りましょう。オー!!!     環境科学コース 担当教員 =========================  さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。 ・環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。