環境科学コース主催のオリエンテーションセミナーが開催されました
環境科学コース主催のオリエンテーションセミナーが開催されました

4月29日に環境科学コース主催のオリエンテーションセミナーが開催されました。

県立広島大学では全学的に4月29日はオリエンテーションセミナー(略してオリゼミ)が開催されました。その中でも環境科学コース主催のオリゼミの様子をお伝えします。環境科学コースのオリゼミのコンセプトは「学生間の親睦を深めることはもちろん、学生-教員間の親睦を深める。さらには環境科学の学びのスタートダッシュになるように。」というものです。午前中の部は学内散策オリエンテーリング、薪割りの体験、焚き火イベント、午後の部は少々真面目に環境科学に関する問いについて考えてみる、といった流れでした。

学内散策オリエンテーリングでは庄原キャンパスは実に複雑な構造をしていますので迷わず学生生活が送れるよう、これからの学生生活で必要になってくる場所や研究室を訪問しました。スタンプラリーのように各箇所でカードを集めて、並べてみると、、、QRコードが完成せず苦戦している班もありましたが、「今日初めて訪問した場所があった」という学生が多い印象でした。

学内散策をしながら、映えスポットを見つけて写真を撮ってもらいました。インスタグラムならぬKendaigramです。ここに一部のKendaigramを紹介します。

 

あいにくの悪天候でしたのでスケジュール変更はありましたが、今回のメインイベントは“薪割りと焚き火イベント”です!薪割りは小林先生が「木の駅プロジェクト」で共同研究された西城町の方々にご協力を頂きました。庄原市西城町は庄原キャンパスから車で20~30分程度のところですが、芸備線でも訪れることができます。薪割りのコツや注意点を教えて頂き、えーい!!!と斧を振りかぶって、、、パッカーン!といい音がして薪が割れると、拍手喝采です。西城 木の駅プロジェクトの皆さま、ご協力本当にありがとうございました。 割った薪で焚き火イベントも実施しました。

 

 

お腹もいっぱいになったところで、午後の部です。順番が前後してしまいましたが、学生の一言自己紹介と写真撮影の後、「「環境問題」と言われて思い浮かぶのはどのようなことでしょうか。」、「生命科学と環境科学とのつながりはどのようなことでしょうか。」という二つの問いかけをしました。学生の皆さんの答えは非常にバリエーションに富んでいて、教員が「へぇ~」と唸るものもありました。生命環境学科に所属していても、なかなか改めて考える機会の少ないこの問いですが、折に触れて考えてみると簡単に答えを出せると思えていたものが難しく感じたり、逆に感じたりすることもあると思います。それが皆さんの学びのスタートダッシュなのかと思います。

これから4年間、一緒に頑張りましょう!!

 

環境科学コース 担当教員

 

=========================

さらに詳しく知りたい方はこちら!

環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。

環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。

環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。

 

関連記事
  • 化学実験リポート‐6 「アボガドロ定数」
    2024.05.25
    化学実験リポート‐6 「アボガドロ定数」
    化学実験リポート‐6 「アボガドロ定数」   「アボガドロ定数は6.02×10の23乗」と訳も分からず暗記している方も多いかもしれません。12本の鉛筆を1ダースというように、非常に小さい原子や分子を数えることは難しいため6.02×10の23乗個分だけ集めた原子または分子は1モルと定義されています。 つまり、原子や分子の個数と物質量が分かればアボガドロ定数を算出することが可能です。今回は料理用の塩の結晶を用いて実験を行いました。塩(NaCl)は面心立方格子と呼ばれる単位格子から成り、その単位格子には4個ずつのナトリウムイオンと塩化物イオンが含まれます。単位格子の体積、NaClのモル質量という文献値を手に入れることが出来れば、あとはNaCl結晶の体積、質量を測定して算出可能です。     環境科学コース 担当教員 =========================  さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。 ・環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。  
  • 環境科学セミナで庄原市備北クリーンセンタと庄原市浄化センタを訪問し地元の環境について学習
    2024.10.25
    環境科学セミナで庄原市備北クリーンセンタと庄原市浄化センタを訪問し地元の環境について学習
    環境科学セミナで庄原市備北クリーンセンタと庄原市浄化センタを訪問し地元の環境について学習 環境科学コースでは、キャリア形成を意識した授業を継続的に実施しています。1年次の生命環境化学基礎セミナに続き、2年次には環境科学セミナを実施しています。 10月01日の環境科学セミナでは、庄原市備北クリーンセンタと、庄原市浄化センタを訪問しました。備北クリーンセンタ(一般廃棄物焼却施設)では、一般廃棄物の焼却の仕組みを学びました。また、余熱利用や焼却灰の有効活用などの状況についても学習しました。さらに、施設見学で実際の処理施設を拝見し理解を深めました。     庄原市浄化センタ(下水処理施設)では、下水処理の仕組みを学びました。また、施設見学で実際の処理施設を拝見し理解を深めました。   学生はこれらの体験を通し、生活ごみ処理や下水処理に関する活動について、理解を深めるだけではなく、将来のキャリアを考える上でも参考になったようです。   環境科学コース 担当教員   ========================= さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。 ・環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。  
  • 化学実験リポート‐9 「溶液調製」
    2024.06.21
    化学実験リポート‐9 「溶液調製」
    化学実験リポート‐9 「溶液調製」   これまで学修し習得したいくつかの技術を組み合わせ、少しずつ本格的な実験が始まります。安全ピペッターの使い方はマスターしたでしょうか。今回の実験では次回以降に使用する溶液を決められた濃度で決められた量だけ作製する「溶液調製」を行いました。 高校までの授業内で実験することが多かった人も少なかった人も様々ですが、自分が実験で使用する試薬を濃度計算して溶質を測り取り、溶解して、溶液を調製するのは初めてという人が多かったのでは、と思います。実験に使用する濃度の溶液が常に市販されているとは限りませんから、溶液調製はしっかりと身に着けて欲しいと考えています。     環境科学コース 担当教員 =========================  さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。 ・環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。