学内フィールドでの気象観測
学内フィールドでの気象観測

6月後半から,庄原キャンパス草地で集中的な気象観測を行っています。気象観測は環境としても最も基本的なものですが,最近の研究ではいろいろな研究を持ってなされるので,いろいろな測定項目が必要です。米村研究室では,岡山理科大学および海上保安大学校と共同して,本年度から庄原キャンパス内における観測を強化しています。庄原キャンパスが位置する備北地域は三次霧が有名なように,秋から冬にとても多くの霧が発生します。研究としては霧をとらえることを主目標としています。米村は,これまで,熱帯・砂漠・高山・北極などの生態系で環境測定を行ってきており,環境測定・モニタリングに関する教育を行っています。米村研究室はまだ1期しか卒業生がいないですが,協力関係にある大学からは気象関係の業界に進んでいます。

なお,6月25日設置時には太陽の周りの光の輪すなわち日暈(ひがさ)が見られました。これから雨が多く降るぞ という気象現象で,それ以来県内外で多くの雨が降りました。

 

 

=========================

さらに詳しく知りたい方はこちら!

環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。

環境科学コースの研究に関するブログ …環境科学コースの研究の特徴をご覧いただけます。

米村教授 …米村教授の紹介をしています。

関連記事
  • 大学院生らの研究成果が国際誌に掲載
    2025.01.10
    大学院生らの研究成果が国際誌に掲載
    大学院生らの研究成果が国際誌に掲載   本研究室の博士後期課程を修了した鈴木裕之博士((株)鈴研))および在学中の修士課程の大学院生らによる過酢酸を用いた下水中のClostridium属菌の消毒に関する研究の成果が、Water Science and Technology誌に掲載されました。 大学院生らが精力的に実験に取り組み、有機物が多量に存在する下水放流水中での過酢酸の消毒効果、特に塩素消毒の効果の低い芽胞形成菌であるClostridium属菌やその中でも病原微生物であるC. perfringes (ウェルシュ菌)を含む細菌群に対する消毒効果と、過酢酸耐性のClostridium属菌の存在を明らかにしました。 Hiroyuki Suzuki, Masataka Tomozawa, Tsuyoshi Shinohara, Mayuko Yagishita, Kenji Oonaka, Atsushi Hashimoto (2024) Disinfection of sulfate-reducing clostridia, including Clostridium perfringens, in sewage effluents using peracetic acid, Water Science and Technology, 2024, 90 (5): 1577–1588. https://doi.org/10.2166/wst.2024.278 ========================= さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・橋本教授 …青柳准教授の紹介をしています。
  • 西城町観光協会と小林研究室で取り組んだ西城エコガイドマップが公表
    2024.01.24
    西城町観光協会と小林研究室で取り組んだ西城エコガイドマップが公表
    西城町観光協会と小林研究室で取り組んだ西城エコガイドマップが公表 庄原市の西城町観光協会、西城自治振興区、西城紫水高校などと、環境科学コースの小林研究室とで取組んできた、庄原市西城地域における「ニューツーリズム(環境に配慮したCO2排出量が少ない旅行)」の推進に向けた調査研究の研究の成果を活用し、「西城エコガイドマップ」が公表されました。 この取り組みは、西城町域における観光にあたり、よりCO2排出量が少なくなる方法を提案するだけではなく、その方法に行動を変えることによって気づくことができる沢山の魅力を紹介するものです。西城エコガイドマップは、庄原市内の各所で配布されます。​ 1月19日には、西城町観光協会、小林准教授ら関係者が集まり、お披露目会が実施されました。 なお、この取り組みの一部は、県立広島大学重点研究事業として実施されたものです。 ★令和3年度 重点研究事業   ========================= さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの研究に関するブログ …環境科学コースの研究の特徴をご覧いただけます。 ・小林准教授 …小林准教授の紹介をしています。 ・小林研究室ウェブサイト …小林研究室の活動内容を紹介しています。
  • 県立広島大学で日本LCA学会第20回研究発表会が開催されました
    2025.03.14
    県立広島大学で日本LCA学会第20回研究発表会が開催されました
    県立広島大学で日本LCA学会第20回研究発表会が開催されました   CO2排出量などを評価する手法であるLCA(ライフサイクルアセスメント)に関する学会である、日本LCA学会の第20回研究発表会が、3月5日~7日に、県立広島大学 広島キャンパスで開催されました。   日本LCA学会の研究発表会では、さまざまな分野で活動するLCA関係者が一堂に会し、議論する国内学会です。LCAをはじめとしたライフサイクル思考に基づいた幅広い分野にわたる発表が多数予定されました。過去最高だった昨年度を大きく上回り、550名超の参加者、発表件数も360件超となり、活発な議論が行われました。   本研究発表会の実行委員長は生命環境学科環境科学コースの小林謙介准教授(写真)が務めました。また、本学は後援しました。     ご関心がありましたら、ぜひ、下記サイトをご覧ください。 https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/jlcamt20     ========================= さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの研究に関するブログ …環境科学コースの研究の特徴をご覧いただけます。 ・小林准教授 …小林准教授の紹介をしています。 ・小林研究室ウェブサイト …小林研究室の活動内容を紹介しています。