化学実験リポート-13 「食酢中の酢酸の定量」
化学実験リポート-13 「食酢中の酢酸の定量」
本日はAクラスが前期の最終回となる化学実験でした。テーマは食酢中の酢酸の定量を中和滴定により行いました。これまで習得、学修した手技や知識を総動員です。中和滴定を行い、得られた結果を用いて計算を行い食酢のボトルに書かれた酸度を求め比較しました。酸度を無事に求めることができた学生さんは前期の化学実験を終え、やり遂げた達成感と自信に満ちた溢れた表情をしていました。この後提出される皆さんのレポートに期待しています!
環境科学コース 担当教員
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第33回環境化学討論会にてポスター発表をしてきました
第33回環境化学討論会にてポスター発表をしてきました
山形で開催された第33回環境化学討論会にて、柳下研究室 学部4年の米木綾花さんがポスター発表をしてきました。発表タイトルは「トラジェクトリー解析と画像認識AIによる大気中ベンゾ[a]ピレン濃度の推定」というものでした。ポスターの作成や発表に至るまでに何度も議論や推敲を重ねる中で、一つの物事を成し遂げることの大変さが身に染みたようでしたが、その分これまでの努力を振り返ると自信に繋がったようで、発表を聞きに来られた研究者と熱い議論ができるまでに成長していました。
米木さんは「今回のポスター発表を通じて、自信を持つことができただけでなく、挑戦することを恐れていたら何も成長できないことを痛感しました。これからも成長できるチャンスを無駄にすることなく、色々なことに挑戦をして自信をつけていきたいです。」と話をしていました。
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化学実験リポート-12 「pH測定」
化学実験リポート-12 「pH測定」
本日の化学実験では段階希釈した塩酸のpH測定を行いました。これまでリトマス試験紙で酸性か塩基性かを調べたことはあったと思いますが、pHを数値として測定したことは初めてのことだったのではないでしょうか。
次週(Aクラス)、次々週(Bクラス)で前期の化学実験は終了です。前半の化学実験の集大成として実験レポートを仕上げてもらいます。これまでレポートペーパー(簡易版レポート)を使ってレポートの書き方の練習をしてきたと思います。毎回のレポートペーパーにコメントを付けて返却していますので、それらを反映させてレポートの作成にあたってください。
環境科学コース 担当教員
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木材の研究試料を県北の林地で伐採し加工して頂きました
木材の研究試料を県北の林地で伐採し加工して頂きました
6/25水の朝に針葉樹のヒノキ,スギの試料が届きました。庄原市西城町で活動されている「西城木の駅プロジェクト」の皆様に、針葉樹のヒノキとスギの試料の伐採と加工を依頼し,提供いただきました。西城自治振興区の清水様,山元の金森様をはじめ、皆様にご協力いただいて「注文通り」に1本の木から、木部と樹皮,枝葉の試料を加工して頂きました。我々にはない専門技術を用いて、貴重な循環炭素資源の研究試料を準備していただきました。この研究試料は化学合成の原料として、また植物の細胞壁の中の化学物質の解析のために用います。伐採まで生命活動があったことという事実を理解し、大切に活用していきます。
現在は常温での乾燥を行っています。庄原キャンパス4号館4階の青栁研究室の廊下付近には、伐りたてのヒノキとスギのかおりが漂っていて大変心地よいです。
まずは気乾状態までもっていって、保管できるまでひたすらに乾燥を続けます。
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化学実験リポート-11 「標定」
化学実験リポート-11 「標定」
残り数回となった化学実験ではこれまで習得した知識や手技を総動員した、応用編になってきています。本日は前回学修した溶液調製を復習しながら、水酸化ナトリウム水溶液の調製を行い、次回の中和滴定に向けて標定を行いました。なぜ標定を行う必要があるのか、今一度復習しておきましょう。
環境科学コース 担当教員
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化学実験リポート-10 「標線」
化学実験リポート-10 「標線」
前回に引き続き本日はBクラスが溶液調製を行いました。溶液調製の主役は「メスフラスコ」です。このメスフラスコには標線と呼ばれる線が一本引かれています。これは標線まで液体を入れることで各メスフラスコの容量になるように引かれた線です。ガラス製のメスフラスコはガラスの加工をする過程で僅かに形が変わることもあるため、ガラスの成型をした後にその容量になるよう標線を引くそうです。つまり、同じ容量のメスフラスコであっても標線の高さは個体差があります。
標線に合わせる時は目線の高さで、液面が屈曲している部分(メニスカス)の一番底の部分が標線のところにくるように少しずつ溶媒を入れます。これをメスアップと呼びます。
今回の溶液調製が正しくできているかどうかは、次回以降の実験で明らかになります。お楽しみに。
環境科学コース 担当教員
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