日本LCA学会 第20回研究発表会 が県立広島大学で開催されます
日本LCA学会 第20回研究発表会 が県立広島大学で開催されます
CO2排出量などを評価する手法であるLCA(ライフサイクルアセスメント)に関する学会である、日本LCA学会の第20回研究発表会が、3月5日~7日に、県立広島大学 広島キャンパスで開催されます。研究発表会の実行委員長は環境科学コースの小林准教授です。
日本LCA学会の研究発表会では、さまざまな分野で活動するLCA関係者が一堂に会し、議論する国内学会です。LCAをはじめとしたライフサイクル思考に基づいた幅広い分野にわたる発表が多数予定されています。
セッションの一例をあげると、CCUS、産業政策、産業連関分析、プラネタリーバウンダリー、デジタル技術、企業、エネルギー需給、水素、将来技術、運輸、社会経済政策、繊維・衣類。再生可能エネルギー、鉄鋼、建築、一次産業、消費者行動、プラスチック、バイオマス、金属、地域経済、地理情報、食品産業、食の消費行動、自動車、バッテリー、環境と安全などがあります。
また、学会会員以外の方にも、本学会を知っていただくことを目的に、
3月5日(水)13時から行われる、オープニングと基調講演(対面・オンライン併用)は、
どなたでも無料でご聴講いただけます。
題目:建築物ホールライフカーボン評価をめぐる国際動向とわが国の対応
講演者:伊香賀俊治氏(慶應義塾大学名誉教授、一般財団法人 住宅・建築SDGs推進センター 理事長)
詳細:https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/jlcamt20/content/keynote
ご関心がありましたら、ぜひ、下記サイトをご覧ください。
https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/jlcamt20
なお、本学は、本研究発表会の後援をしています。
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研究室探訪-12 環境有機化学研究室 小関先生
研究室探訪-12 環境有機化学研究室 小関先生
しばらく時間が空いてしまいましたが、環境科学コース 研究室探訪12回目は、2024年12月に着任されたばかりの小関先生です。小関先生はどのような研究をされているのでしょうか。早速、お話を伺ってみましょう!
Keywords:分析化学、環境化学、微細藻類学
インタビューアー: 今日は小関先生、よろしくお願いします。
小関先生: ようこそ環境有機化学研究室へ。
インタビューアー: 小関先生はどのような授業をご担当されていますか。
小関先生: 例えば環境有機化学の授業で、やや専門的な有機化学の内容や、グリーンケミストリーについて教えています。
インタビューアー: 小関先生は何について研究されていますか。
小関先生: 有機合成を基礎として、バイオマス資源の有用化成品への変換や、環境にやさしい物質合成に関する研究を行っています。
インタビューアー: 実験ではどんな機械や装置を使っていますか。
小関先生: 合成した化合物の化学構造を確かめるために、核磁気共鳴分光計(NMR)、質量分析計(MS)による測定とその解析を行います。
インタビューアー: 教員からみた本学の環境科学コースの良い所はどんなところでしょうか。
小関先生: 「環境」をキーワードに化学、生物学、物理学を含めた各分野の高い専門性を持つ教員が揃い、質の高い指導を受けられる点です。
インタビューアー: 入学後、環境科学コースではどんな学びができると思いますか。
小関先生: 環境問題の解決に向けた、理論と実践を組み合わせた総合的な学習ができると思います。
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・小関准教授
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三年生、中間発表にむけて準備完了?
三年生、中間発表にむけて準備完了?
環境科学コースの3年生が卒業論文の中間発表会に取り組みました。橋本研究室では、中間発表に向けて排水処理などをめざした過酢酸を用いた芽胞形成菌の消毒についてや土壌試料からのClostridium属菌の分離について、5名の3年生が中間成果をポスターで発表しました。
発表用の原稿やポスターの締め切りまでもう少しでしたが、休憩時間には、大学に定期的にやってくるキッチンカーのピザ屋さんの焼きたてのピザでおなかを満たして乗り切りました。
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環境科学コース教員のインタビュー記事が業界誌に掲載
環境科学コース教員のインタビュー記事が業界誌に掲載
日本設備工業新聞社の発刊する給排水・環境設備に関する業界雑誌「月刊コア」に、環境科学コース橋本温教授のインタビュー記事が掲載されました。
水道を介した集団感染例のある原虫クリプトスポリジウム問題を中心に、20年以上にわたる水道行政との取り組みや関連する研究などについて、インタビューいただきました。
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大学院生らの研究成果が国際誌に掲載
大学院生らの研究成果が国際誌に掲載
本研究室の博士後期課程を修了した鈴木裕之博士((株)鈴研))および在学中の修士課程の大学院生らによる過酢酸を用いた下水中のClostridium属菌の消毒に関する研究の成果が、Water Science and Technology誌に掲載されました。
大学院生らが精力的に実験に取り組み、有機物が多量に存在する下水放流水中での過酢酸の消毒効果、特に塩素消毒の効果の低い芽胞形成菌であるClostridium属菌やその中でも病原微生物であるC. perfringes (ウェルシュ菌)を含む細菌群に対する消毒効果と、過酢酸耐性のClostridium属菌の存在を明らかにしました。
Hiroyuki Suzuki, Masataka Tomozawa, Tsuyoshi Shinohara, Mayuko Yagishita, Kenji Oonaka, Atsushi Hashimoto (2024) Disinfection of sulfate-reducing clostridia, including Clostridium perfringens, in sewage effluents using peracetic acid, Water Science and Technology, 2024, 90 (5): 1577–1588.
https://doi.org/10.2166/wst.2024.278
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在学生の声-柳下(環境分析化学)研究室Y.Jさんの場合
在学生の声-柳下(環境分析化学)研究室Y.Jさんの場合
この記事では、不定期で生命環境学科環境科学コースの在学生の声をお届けします。
今回は、柳下(環境分析化学)研究室のY.J.さん(4年生・韓国からの留学生)です。どんな大学生活を送っているのでしょうか。
Q. 今日のスケジュールを教えてください。
朝から研究室で卒業論文の追い込みです。卒業研究では「大気中の汚染物質の分析」をテーマとしています。
Q. 通学にはバスを利用していますか?
学部3年生まではバスで通学していましたが、今は車です。車はあると便利ですが、出費が結構痛いです。
Q. 授業を受ける際に心掛けていることは?
現地、庄原に溶け込むため日本人の友人とたくさんコミュニケーションを取るようにしました。そのおかげで入学してから日本語が一気に上達しました。
Q. 授業、試験は難しいですか?
やはり、内容を理解する前に日本語を理解する、という二つのハードルがあるため結構難しく感じました。しかし少しずつ慣れ単位を取得することができ、卒業研究までたどり着きました。
Q. 庄原での暮らしはどうですか?
絶景が多く楽しむことができます。またコンビニエンスストアでバイトをしていますが、バイト先の友達とも仲良く楽しんでいます。
Q. 冬は雪の多い庄原、生活必需品はありますか?
車を持つ場合はスタッドレスタイヤです。それから暖房です。
Q. 入学を検討されている高校生へメッセージをどうぞ。
比較的日本語が上達しやすい環境だと思います。家賃も平均3万円程度と安めなのでお勧めです。ぜひ庄原で学んでください。
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・柳下助教
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