化学実験リポート‐6 「アボガドロ定数」
化学実験リポート‐6 「アボガドロ定数」

化学実験リポート‐6 「アボガドロ定数」

 

「アボガドロ定数は6.02×10の23乗」と訳も分からず暗記している方も多いかもしれません。12本の鉛筆を1ダースというように、非常に小さい原子や分子を数えることは難しいため6.02×10の23乗個分だけ集めた原子または分子は1モルと定義されています。

つまり、原子や分子の個数と物質量が分かればアボガドロ定数を算出することが可能です。今回は料理用の塩の結晶を用いて実験を行いました。塩(NaCl)は面心立方格子と呼ばれる単位格子から成り、その単位格子には4個ずつのナトリウムイオンと塩化物イオンが含まれます。単位格子の体積、NaClのモル質量という文献値を手に入れることが出来れば、あとはNaCl結晶の体積、質量を測定して算出可能です。

 

 

環境科学コース 担当教員

========================= 

さらに詳しく知りたい方はこちら!

環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。

環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。

環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。

 

関連記事
  • 2023年度 卒業論文中間発表会の優秀発表者を表彰
    2024.01.22
    2023年度 卒業論文中間発表会の優秀発表者を表彰
    環境科学コースの卒業論文中間発表会について 卒業論文は、背景や問題点の整理、実験や調査等の具体的な計画・実施、結果の考察等を通じて、問題解決能力、知的生産能力を高度に養成することを目的とした学部4年間の集大成です。 環境科学コースでは、3~4年次にかけて卒業論文に取り組むことになっており、その中間的な時期に、中間発表会を実施することで、卒論の進み具合の整理およびそのフォローアップ、また、プレゼンテーション技能の向上等を目的として実施しました。 本発表会では、要旨の提出とポスターによる口頭発表が課されており、プレゼンテーションにおいて2名の教員から評価を受けます。     卒業論文中間発表会の優秀発表者を表彰(環境科学コース) 卒業論文は、背景や問題点の整理、実験や調査等の具体的な計画・実施、結果の考察等を通じて、問題解決能力、知的生産能力を高度に養成することを目的とした学部4年間の集大成です。 環境科学コースでは、3~4年次にかけて卒業論文に取り組むことになっており、その中間的な時期(3年生後期)に、中間発表会を実施することで、卒論の進み具合の整理およびそのフォローアップ、また、プレゼンテーション技能の向上等を目的として実施しました。 2023年12月14日に実施した卒業論文中間発表会において、評価の高かった学生(上位2名)は以下の通りでした。2名の学生は、優秀発表者として、表彰しました。   <優秀発表者(氏名(研究室名)・発表題目> 1位:正木琳太朗(小林研究室) 演題「汎用集合住宅を用いた環境負荷低減とその削減貢献量に関する試算」 2位:平山杏莉(三苫研究室) 演題「冷凍未成熟リンゴを活用した犬用猪肉ジャーキーの高付加価値化」 ​ 表彰式の様子 表彰式の様子です。受賞者それぞれに、米村コース長から表彰状が授与されました。   環境科学コース  =========================   さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの教育の特徴 …環境科学コースの教育の特徴を紹介しています。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。  
  • 応用環境科学実験(3年次対象)が始まりました
    2024.04.23
    応用環境科学実験(3年次対象)が始まりました
    応用環境科学実験(3年次対象)が始まりました   生命環境学科環境科学コースでは、3年次に応用環境科学実験を履修します。 2年生までの講義や実験で習得した知識や手法をさらに発展させるような実験・演習が行われます。この授業は、5名の教員がオムニバスで、環境に関わる様々な分野の実験・演習を行います。具体的に、①省エネ・省CO2、LCA、環境マネジメント、②気象環境・土壌分析・大気分析、③野外調査、個体数推定、種多様度指数、④排水処理、浄水処理、水質分析、⑤精度管理、干渉、統計処理などのキーワードに関する内容を実施します。   初回は、これまでに学んできたことを踏まえ、省エネかつ快適な環境づくりの検討を行いました。この回では、普段授業を受けているいくつかの教室について、温度、湿度、照度、風速などの快適性は失わない範囲で、以下に省エネに授業を履修するかを考えました。 具体的に、対象となった4教室について、温度・湿度計、照度計、風速計、電力計などを用いて計測し、教室のどの場所に学生を座らせて、どのように照明やプロジェクタを用いるかをグループごとに検討しました。測定結果をもとに検討した内容をグループごとに発表しました。同じ教室を測定してはいますが、様々な低環境負荷な教室の使い方に関するアイデアが生み出され、興味深い演習となりました。     =========================  さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。 ・環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。  
  • 化学実験リポート‐4 「測定値の扱い」
    2024.05.07
    化学実験リポート‐4 「測定値の扱い」
    化学実験リポート‐4 「測定値の扱い」 これから化学実験のみならず、科学に取り組む時には「測定」や「計測」というものが常に求められます。測定した際には測定者による誤差や測定機器による誤差など様々な要因で誤差が出てきます。正確な値として公表するには複数回の繰り返し測定した上で、その結果から誤差を評価する必要があります。 今回はほとんどの方が初めて手にした「ノギス」という長さを正確に測る器具を使って、繰り返し測定を実施しました。ノギスの読み方や当て方は難しいように感じるかもしれませんが、次回の化学実験でも使用します。忘れずに。   環境科学コース 担当教員 =========================  さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。 ・環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。