化学実験レポート‐11 「pH測定・NaOHの標定」
化学実験レポート‐11 「pH測定・NaOHの標定」

化学実験レポート‐11 「pH測定・NaOHの標定」

今回は少々盛りだくさんの内容でした。操作が複雑になってきても、皆さんの作成したプロトコールを頼りに進めましょう。今回はpH測定と次回の中和滴定に向けた準備でした。

まず、前回用意した3種類の濃度の塩酸についてpHメーターを使って測定を行いました。塩酸は強酸ですから、塩酸の濃度イコール水素イオン濃度になりますよね。水素イオン濃度の逆数の常用対数をとったものがpHです。3種類の塩酸の濃度がどれほど正確に調製できていたか、pHから判断できます。

次回の中和滴定の準備として水酸化ナトリウム水溶液の標定も行いました。標定はなぜ必要なのでしょうか。今一度、水酸化ナトリウムの特性を復習しておきましょう。

環境科学コース 担当教員

 

=========================

さらに詳しく知りたい方はこちら!

環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。

環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。

環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。

 

関連記事
  • 「福島の環境再生を学ぶ現地見学会」に生命環境学科学生12名が参加
    2024.03.29
    「福島の環境再生を学ぶ現地見学会」に生命環境学科学生12名が参加
    「福島の環境再生を学ぶ現地見学会」に生命環境学科学生12名が参加   3月22日~3月24日の3日間、生物資源科学部生命環境学科環境科学コースを中心とした学生12名、教員4名が「福島の環境再生を学ぶ現地見学会」に参加しました。本見学会は、環境省の主催で、2011年の東日本大震災と福島第一原発事故で大きな被害を受けた福島県の復興再生について学び、発信することを目的として実施されました。   1日目の早朝に庄原を出発し、午後から福島市の環境再生プラザ(http://josen.env.go.jp/plaza/)にて、環境省並びに福島県の取り組む環境再生事業と放射線のリスク評価とリスクコミュニケーションについて学びました。   2日目には、福島県内各地の除染活動によって発生した除去土壌を福島県外で最終処分するまでの間、安全に保管管理する中間貯蔵施設(http://josen.env.go.jp/chukanchozou/)を見学しました。中間貯蔵施設は大熊町および双葉町にまたがる16 km2の広大な規模で、約1,400万m3もの除去土壌を貯蔵しています。減容化や公共工事等での再生利用によって最終処分量を減らして、福島県外で最終処分を行うことになります。参加学生は中間貯蔵されている除去土壌の上で放射線測定を行うなど、安全な貯蔵状況を見学しました。 同日午後には、東日本大震災・原子力災害伝承館https://www.fipo.or.jp/lore/、震災遺構浪江町立請戸小学校(https://namie-ukedo.com/)および大熊町移住定住支援センターを見学し、発災当時の状況や被災された方の思い、復興に向けた地域の方の熱意ある活動に触れる事ができました。 これらの見学や体験を基に宿泊先にてディスカッションを行い、見学前後での福島県への思いとその変化、除去土壌の県外での最終処分とそのリスクコミュニケーション、本見学会に参加して何を、誰に、どのように伝えたいと感じたか、などの課題について意見交換を行いました。 最終日には特定廃棄物最終処分場の情報発信拠点リプルンふくしま(http://shiteihaiki.env.go.jp/tokuteihaiki_umetate_fukushima/reprun/)にて、見学と勉強会を実施しました。 今回の見学会を通じて、現地の皆様の思い、復興や除染に取り組む環境省や福島県の視点、専攻する環境科学や生命科学の視点など様々な視点から福島の復興と再生について学ぶことができました。   本見学会は主催である環境省のご尽力、見学先の皆様のご支援、協力をいただき実施することができました。生物資源科学部 生命環境学科 環境科学コースではこれからも環境省と連携し、福島の復興に関する教育・研究を推進してまいります。 環境科学コース  =========================   さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの教育の特徴 …環境科学コースの教育の特徴を紹介しています。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。  
  • 化学実験リポート‐4 「測定値の扱い」
    2024.05.07
    化学実験リポート‐4 「測定値の扱い」
    化学実験リポート‐4 「測定値の扱い」 これから化学実験のみならず、科学に取り組む時には「測定」や「計測」というものが常に求められます。測定した際には測定者による誤差や測定機器による誤差など様々な要因で誤差が出てきます。正確な値として公表するには複数回の繰り返し測定した上で、その結果から誤差を評価する必要があります。 今回はほとんどの方が初めて手にした「ノギス」という長さを正確に測る器具を使って、繰り返し測定を実施しました。ノギスの読み方や当て方は難しいように感じるかもしれませんが、次回の化学実験でも使用します。忘れずに。   環境科学コース 担当教員 =========================  さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。 ・環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。  
  • 環境科学コース主催のオリエンテーションセミナーが開催されました
    2023.05.02
    環境科学コース主催のオリエンテーションセミナーが開催されました
    4月29日に環境科学コース主催のオリエンテーションセミナーが開催されました。 県立広島大学では全学的に4月29日はオリエンテーションセミナー(略してオリゼミ)が開催されました。その中でも環境科学コース主催のオリゼミの様子をお伝えします。環境科学コースのオリゼミのコンセプトは「学生間の親睦を深めることはもちろん、学生-教員間の親睦を深める。さらには環境科学の学びのスタートダッシュになるように。」というものです。午前中の部は学内散策オリエンテーリング、薪割りの体験、焚き火イベント、午後の部は少々真面目に環境科学に関する問いについて考えてみる、といった流れでした。 学内散策オリエンテーリングでは庄原キャンパスは実に複雑な構造をしていますので迷わず学生生活が送れるよう、これからの学生生活で必要になってくる場所や研究室を訪問しました。スタンプラリーのように各箇所でカードを集めて、並べてみると、、、QRコードが完成せず苦戦している班もありましたが、「今日初めて訪問した場所があった」という学生が多い印象でした。 学内散策をしながら、映えスポットを見つけて写真を撮ってもらいました。インスタグラムならぬKendaigramです。ここに一部のKendaigramを紹介します。   あいにくの悪天候でしたのでスケジュール変更はありましたが、今回のメインイベントは“薪割りと焚き火イベント”です!薪割りは小林先生が「木の駅プロジェクト」で共同研究された西城町の方々にご協力を頂きました。庄原市西城町は庄原キャンパスから車で20~30分程度のところですが、芸備線でも訪れることができます。薪割りのコツや注意点を教えて頂き、えーい!!!と斧を振りかぶって、、、パッカーン!といい音がして薪が割れると、拍手喝采です。西城 木の駅プロジェクトの皆さま、ご協力本当にありがとうございました。 割った薪で焚き火イベントも実施しました。     お腹もいっぱいになったところで、午後の部です。順番が前後してしまいましたが、学生の一言自己紹介と写真撮影の後、「「環境問題」と言われて思い浮かぶのはどのようなことでしょうか。」、「生命科学と環境科学とのつながりはどのようなことでしょうか。」という二つの問いかけをしました。学生の皆さんの答えは非常にバリエーションに富んでいて、教員が「へぇ~」と唸るものもありました。生命環境学科に所属していても、なかなか改めて考える機会の少ないこの問いですが、折に触れて考えてみると簡単に答えを出せると思えていたものが難しく感じたり、逆に感じたりすることもあると思います。それが皆さんの学びのスタートダッシュなのかと思います。 これから4年間、一緒に頑張りましょう!!   環境科学コース 担当教員   ========================= さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。 ・環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。