西城町観光協会と小林研究室で取り組んだ西城エコガイドマップが公表
西城町観光協会と小林研究室で取り組んだ西城エコガイドマップが公表

西城町観光協会と小林研究室で取り組んだ西城エコガイドマップが公表

庄原市の西城町観光協会、西城自治振興区、西城紫水高校などと、環境科学コースの小林研究室とで取組んできた、庄原市西城地域における「ニューツーリズム(環境に配慮したCO2排出量が少ない旅行)」の推進に向けた調査研究の研究の成果を活用し、「西城エコガイドマップ」が公表されました。

この取り組みは、西城町域における観光にあたり、よりCO2排出量が少なくなる方法を提案するだけではなく、その方法に行動を変えることによって気づくことができる沢山の魅力を紹介するものです。西城エコガイドマップは、庄原市内の各所で配布されます。​

1月19日には、西城町観光協会、小林准教授ら関係者が集まり、お披露目会が実施されました。

なお、この取り組みの一部は、県立広島大学重点研究事業として実施されたものです。

令和3年度 重点研究事業

 

=========================

さらに詳しく知りたい方はこちら!

環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。

環境科学コースの研究に関するブログ …環境科学コースの研究の特徴をご覧いただけます。

小林准教授 …小林准教授の紹介をしています。

小林研究室ウェブサイト …小林研究室の活動内容を紹介しています。

関連記事
  • 庄原キャンパス周辺で研究試料のサンプリングをしました
    2024.12.18
    庄原キャンパス周辺で研究試料のサンプリングをしました
    庄原キャンパス周辺で研究試料のサンプリングをしました    環境科学コースの青柳研究室には雑草を対象とした研究テーマがあります。未利用・非食の雑草に価値を見出して研究対象としています。今回は卒業研究の対象として庄原キャンパス周辺にサンプリングに行ってきました。本研究室では雑草のことを農業産物と区別するために「自生草本類」と呼んでいます。ことなる種の草本類は茎が長い/短いなどの特徴の違いがみられることから,植物体を形成している分子の構成が異なると考えています。そのため研究の目的に応じて、「ことなる植物種」を選択し研究試料とします。今回は広島県の庄原市七塚町の県道442号線沿いでサンプリングを行いました。(研究サンプリングは広島県北部建設事務所の許可を得ておこなっています。)草本植物間だけではなく,スギやヒノキ,ポプラのような樹木とも比較します。   場所と生育状況を見ながら寒い中サンプリング   今回はキク科のセイタカアワダチソウ(Solidago altissima)とイネ科のススキ(Miscanthus sinensis)をサンプリングしました。いずれも多年草で,毎年同じ場所から生えてきます。 植物体は大気中の二酸化炭素と水が光合成によって固化してできたものです。今回のサンプルは2 Mを超えるものもありました。主に茎部に注目して研究を進めます。   収穫!これから乾燥に入ります。   途中,ナス科のワルナスビ(Solanum carolinense L.)の姿も見えました。他にもオオオナモミ(ひっつきむし,投げ合いました)やマダケ,狂い咲きのヒメジョオンやヒメコウゾ(和紙の原料)など研究室内では普段見かけない植物を一緒に探索しました。今の季節は県北は広葉樹の枯れ葉が積み重なり,かさこそとよい音を立ててくれています。   ワルナスビの実。かわいいですが鋭いとげを持ち全草に毒のソラニンを含んでいます。   これらは人間には創り出すことができない複合体です。そのため,自然が作ったものを「一時的に借りる」必要があります。生物で学ぶ原料に対して、化学合成の技術を用いて,石油から作られている物質をこれらの植物資源から作ることを試みています。 次の季節にはまたことなる植物種をサンプリングして研究に供していきます。    ========================= さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・青柳准教授 …青柳准教授の紹介をしています。 ・青柳研究室ウェブサイト …青柳研究室の活動内容を紹介しています。
  • 建築物のCO2排出量等の環境影響を評価するためのガイドライン「建物のLCA指針 改定版」が公表されました
    2024.03.13
    建築物のCO2排出量等の環境影響を評価するためのガイドライン「建物のLCA指針 改定版」が公表されました
    建築物のCO2排出量等の環境影響を評価するためのガイドライン「建物のLCA指針 改定版」が公表されました   近年、脱炭素・カーボンニュートラルなどの言葉に代表される、環境負荷の削減が喫緊の課題となっています。CO2排出量などの排出量を定量化(数値化)するためには、LCA(ライフサイクルアセスメント)の実施が不可欠です。   3月11日に、日本建築学会から、建築分野におけるLCAの指針である「建物のLCA指針」の改定版が公表され、講習会が実施されました。この改定版は日本建築学会 地球環境委員会傘下のLCA小委員会(主査:小林謙介)によって作成されたもので、評価のためのガイドライン(指針)・原単位データベース・評価ツールなどから構成されています。   建物のLCA指針はこれまでも我が国の建築業界のデファクトスタンダードとして多岐にわたって活用されており、我が国における建築業界の温暖化等の環境影響評価の礎になっています。本改定版も、今後様々な場面で活用されることが期待されます。   本内容の作成にあたっては、小林研究室で実施した研究成果が多数盛り込まれました。また、本改定版の執筆は、小林謙介准教授が中心となって行いました。   *写真は講習会で登壇する小林准教授   ✓建物のLCA指針(日本建築学会 地球環境委員会 LCA小委員会)   ========================= さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの研究に関するブログ …環境科学コースの研究の特徴をご覧いただけます。 ・小林准教授 …小林准教授の紹介をしています。 ・小林研究室ウェブサイト …小林研究室の活動内容を紹介しています。
  • 広島県東広島市の福原産業・豊国エコソリューションズとの研究の一環で「採石」のカーボンフットプリントを取得
    2024.07.23
    広島県東広島市の福原産業・豊国エコソリューションズとの研究の一環で「採石」のカーボンフットプリントを取得
    広島県東広島市の福原産業・豊国エコソリューションズとの研究の一環で「採石」のカーボンフットプリントを取得   広島県東広島市にある福原産業株式会社および株式会社豊国エコソリューションズと、本学生物資源科学部小林謙介研究室との研究の一環として、福原産業の主力製品のである「採石」のカーボンフットプリントを取得しました。採石のカーボンフットプリントとしては、業界初となります。 カーボンフットプリントとは、製品の原料調達・生産・流通・使用・廃棄までにかかわる温室効果ガスをCO2換算して「見える化」する仕組みです。 なお、小林研究室では、本環境ラベルで評価に用いられている、データベース(バックグラウンドデータベース:通称IDEA)の研究・開発にも関わっています。   ✔福原産業株式会社 ✔豊国エコソリューションズ ✔採石のカーボンフットプリント(サステナブル経営推進機構) ✔小林謙介研究室   ========================= さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの研究に関するブログ …環境科学コースの研究の特徴をご覧いただけます。 ・小林准教授 …小林准教授の紹介をしています。 ・小林研究室ウェブサイト …小林研究室の活動内容を紹介しています。