化学実験リポート‐5 「これまで習得した内容を踏まえて、、、」
化学実験リポート‐5 「これまで習得した内容を踏まえて、、、」

化学実験リポート‐5 「これまで習得した内容を踏まえて、、、」

化学実験が始まってあっという間に第3回を迎えました。本日はこれまで習得したノギス・電子天秤の使い方、測定値の扱い方を応用して塩の結晶を使ったある実験を行いました。
塩の結晶は料理に用いられる岩塩を使用していますが、げんこつ大ほどの大きさです。結晶や岩石の割れ方がある特定方向へ割れやすいという性質(劈開(へきかい))を利用して数ミリほどの大きさに加工します。
小さく切り出した塩の結晶を用いて、アボガドロ定数を算出しました。料理用の塩の結晶でアボガドロ定数が算出できるのでしょうか。答えは次回のお楽しみです。

 

環境科学コース 担当教員

========================= 

さらに詳しく知りたい方はこちら!

環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。

環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。

環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。

 

関連記事
  • 化学実験レポート‐14 「皆さんの成長」
    2023.07.28
    化学実験レポート‐14 「皆さんの成長」
    化学実験レポート‐14 「皆さんの成長」 本日は夏季休業前最後のBクラスの化学実験でした。前期分のAクラスとBクラス各7回、全14回の化学実験が終わりました。これまでに習得した実験手技を総動員して「食酢中の酢酸の定量」を中和滴定により行いました。 初回からの皆さんの成長は目を見張るものがありました。実験器具の名称や使い方を全く知らないスタートでしたが、今では器具名称を聞いてどの器具を指すのか、どのように使用するかをマスターしたと思います。素晴らしい成長です。 その成長の証は皆さんの実験ノートが示していると思います。実験ノートをパラパラと見返してみてください。随分と成長したな、と自分でも感じると思いますよ。化学実験は後期も続きますので、前期で習得した実験ノートの書き方やレポートの書き方、実験手技は忘れないようにしてください。前期の化学実験、お疲れ様でした。 環境科学コース 担当教員   ========================= さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。 ・環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。  
  • 化学実験リポート-10 「標線」
    2025.06.27
    化学実験リポート-10 「標線」
    化学実験リポート-10 「標線」 前回に引き続き本日はBクラスが溶液調製を行いました。溶液調製の主役は「メスフラスコ」です。このメスフラスコには標線と呼ばれる線が一本引かれています。これは標線まで液体を入れることで各メスフラスコの容量になるように引かれた線です。ガラス製のメスフラスコはガラスの加工をする過程で僅かに形が変わることもあるため、ガラスの成型をした後にその容量になるよう標線を引くそうです。つまり、同じ容量のメスフラスコであっても標線の高さは個体差があります。 標線に合わせる時は目線の高さで、液面が屈曲している部分(メニスカス)の一番底の部分が標線のところにくるように少しずつ溶媒を入れます。これをメスアップと呼びます。 今回の溶液調製が正しくできているかどうかは、次回以降の実験で明らかになります。お楽しみに。   環境科学コース 担当教員 =========================  さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。 ・環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。  
  • 生命環境科学基礎セミナでいであ様・環境省様による講演を実施
    2024.11.15
    生命環境科学基礎セミナでいであ様・環境省様による講演を実施
    生命環境科学基礎セミナでいであ様・環境省様による講演を実施 生命環境学科では、生命環境科学基礎セミナ(1年次後期)が必修授業として課されています。この授業では、生命・環境科学コースそれぞれの教員が担当する回があります。 環境科学コース教員が担当する授業では、環境問題とは何か、生命科学と環境科学のつながりは何かを考えます。また、社会の中で環境問題の解決に取り組む国・自治体、民間企業などをお招きしてご講演頂き、理解を深めます。また、これらを通し、大学での学びが社会でどう生きるかを考え、今後のキャリア形成などに生かします。 環境科学コース教員が担当する2回目の授業では、いであ株式会社様、環境省様から講師をお招きし、企業(コンサルタント)の環境活動や、環境省の環境政策等に関わる内容の紹介をしていただきました。 いであ様からは、会社の概要をご紹介いただくとともに、化学分析に関する取り組みや、エコチル調査に関する取り組みなどの活動についてお話を頂きました。 環境省様からは環境省の概要や、中でも気候変動対策の取り組み、福島の復興再生に関する取り組みなどについて詳しくお話をいただきました。 ご講演の後、環境科学コース所属教員、環境省のご講演者、履修学生とで、環境活動と事業活動などについてディスカッションを行いました。また、在学中に学んだことがどう生きるかなどについても議論しました。 生命環境学科では、こうした活動を行うことで、初頭の段階からキャリアについての意識づけを図っています。   環境科学コース 担当教員   ========================= さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの授業・教育に関するブログ …環境科学コースの授業・教育の特徴をご覧いただけます。 ・環境科学コースのカリキュラム …環境科学コースン授業カリキュラムを紹介しています。