県立広島大学で日本LCA学会第20回研究発表会が開催されました
県立広島大学で日本LCA学会第20回研究発表会が開催されました

県立広島大学で日本LCA学会第20回研究発表会が開催されました

 

CO2排出量などを評価する手法であるLCA(ライフサイクルアセスメント)に関する学会である、日本LCA学会の第20回研究発表会が、3月5日~7日に、県立広島大学 広島キャンパスで開催されました。

 

日本LCA学会の研究発表会では、さまざまな分野で活動するLCA関係者が一堂に会し、議論する国内学会です。LCAをはじめとしたライフサイクル思考に基づいた幅広い分野にわたる発表が多数予定されました。過去最高だった昨年度を大きく上回り、550名超の参加者、発表件数も360件超となり、活発な議論が行われました。

 

本研究発表会の実行委員長は生命環境学科環境科学コースの小林謙介准教授(写真)が務めました。また、本学は後援しました。

 

 

ご関心がありましたら、ぜひ、下記サイトをご覧ください。

https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/jlcamt20

 

 

=========================

さらに詳しく知りたい方はこちら!

環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。

環境科学コースの研究に関するブログ …環境科学コースの研究の特徴をご覧いただけます。

小林准教授 …小林准教授の紹介をしています。

小林研究室ウェブサイト …小林研究室の活動内容を紹介しています。

関連記事
  • 庄原キャンパス周辺で研究試料のサンプリングをしました
    2024.12.18
    庄原キャンパス周辺で研究試料のサンプリングをしました
    庄原キャンパス周辺で研究試料のサンプリングをしました    環境科学コースの青柳研究室には雑草を対象とした研究テーマがあります。未利用・非食の雑草に価値を見出して研究対象としています。今回は卒業研究の対象として庄原キャンパス周辺にサンプリングに行ってきました。本研究室では雑草のことを農業産物と区別するために「自生草本類」と呼んでいます。ことなる種の草本類は茎が長い/短いなどの特徴の違いがみられることから,植物体を形成している分子の構成が異なると考えています。そのため研究の目的に応じて、「ことなる植物種」を選択し研究試料とします。今回は広島県の庄原市七塚町の県道442号線沿いでサンプリングを行いました。(研究サンプリングは広島県北部建設事務所の許可を得ておこなっています。)草本植物間だけではなく,スギやヒノキ,ポプラのような樹木とも比較します。   場所と生育状況を見ながら寒い中サンプリング   今回はキク科のセイタカアワダチソウ(Solidago altissima)とイネ科のススキ(Miscanthus sinensis)をサンプリングしました。いずれも多年草で,毎年同じ場所から生えてきます。 植物体は大気中の二酸化炭素と水が光合成によって固化してできたものです。今回のサンプルは2 Mを超えるものもありました。主に茎部に注目して研究を進めます。   収穫!これから乾燥に入ります。   途中,ナス科のワルナスビ(Solanum carolinense L.)の姿も見えました。他にもオオオナモミ(ひっつきむし,投げ合いました)やマダケ,狂い咲きのヒメジョオンやヒメコウゾ(和紙の原料)など研究室内では普段見かけない植物を一緒に探索しました。今の季節は県北は広葉樹の枯れ葉が積み重なり,かさこそとよい音を立ててくれています。   ワルナスビの実。かわいいですが鋭いとげを持ち全草に毒のソラニンを含んでいます。   これらは人間には創り出すことができない複合体です。そのため,自然が作ったものを「一時的に借りる」必要があります。生物で学ぶ原料に対して、化学合成の技術を用いて,石油から作られている物質をこれらの植物資源から作ることを試みています。 次の季節にはまたことなる植物種をサンプリングして研究に供していきます。    ========================= さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・青柳准教授 …青柳准教授の紹介をしています。 ・青柳研究室ウェブサイト …青柳研究室の活動内容を紹介しています。
  • 西城町観光協会と小林研究室で取り組んだ西城エコガイドマップが公表
    2024.01.24
    西城町観光協会と小林研究室で取り組んだ西城エコガイドマップが公表
    西城町観光協会と小林研究室で取り組んだ西城エコガイドマップが公表 庄原市の西城町観光協会、西城自治振興区、西城紫水高校などと、環境科学コースの小林研究室とで取組んできた、庄原市西城地域における「ニューツーリズム(環境に配慮したCO2排出量が少ない旅行)」の推進に向けた調査研究の研究の成果を活用し、「西城エコガイドマップ」が公表されました。 この取り組みは、西城町域における観光にあたり、よりCO2排出量が少なくなる方法を提案するだけではなく、その方法に行動を変えることによって気づくことができる沢山の魅力を紹介するものです。西城エコガイドマップは、庄原市内の各所で配布されます。​ 1月19日には、西城町観光協会、小林准教授ら関係者が集まり、お披露目会が実施されました。 なお、この取り組みの一部は、県立広島大学重点研究事業として実施されたものです。 ★令和3年度 重点研究事業   ========================= さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・環境科学コースの研究に関するブログ …環境科学コースの研究の特徴をご覧いただけます。 ・小林准教授 …小林准教授の紹介をしています。 ・小林研究室ウェブサイト …小林研究室の活動内容を紹介しています。
  • 第33回環境化学討論会にてポスター発表をしてきました
    2025.07.23
    第33回環境化学討論会にてポスター発表をしてきました
    第33回環境化学討論会にてポスター発表をしてきました 山形で開催された第33回環境化学討論会にて、柳下研究室 学部4年の米木綾花さんがポスター発表をしてきました。発表タイトルは「トラジェクトリー解析と画像認識AIによる大気中ベンゾ[a]ピレン濃度の推定」というものでした。ポスターの作成や発表に至るまでに何度も議論や推敲を重ねる中で、一つの物事を成し遂げることの大変さが身に染みたようでしたが、その分これまでの努力を振り返ると自信に繋がったようで、発表を聞きに来られた研究者と熱い議論ができるまでに成長していました。     米木さんは「今回のポスター発表を通じて、自信を持つことができただけでなく、挑戦することを恐れていたら何も成長できないことを痛感しました。これからも成長できるチャンスを無駄にすることなく、色々なことに挑戦をして自信をつけていきたいです。」と話をしていました。   =========================  さらに詳しく知りたい方はこちら! ・環境科学コースウェブサイト …環境科学コースについて紹介しているサイトです。 ・栁下准教授 …栁下准教授の紹介をしています。